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2006年8月

2006年8月16日 (水)

Sommerfest - 夏祭り

ドイツは8月になるとそろそろ秋の気配が感じられるようになります。

特に今年は6月7月と例年になく暑かったので秋の訪れも少し早いようです。そんな中、往く夏を惜しむかのようにStuttgartのSommerfest(英語で言うとSummer Festival)が開催されていました。

町の中心にある大きな広場とそれに続くオペラ座前の公園にたくさんのテント張りのお店と大小さまざまなステージが作られ、ビールや食事を楽しみながら歌や踊りで盛り上がるお祭りです。

Sommerfest2 テントは大小さまざまですが、それぞれがカフェやレストランになっています。私の良く行くスペイン料理のレストランも看板を出してテントの中で営業していました。メニューも本当のお店とほぼ同じ、テントの中の小さなステージではフラメンコをやっていました。

お祭りは木曜日から日曜日までの4日間。たったそれだけの期間のためにここまで準備するかな、と思うほどしっかりした作りです。屋根と壁こそテントですがテーブルにはテーブルクロスと花が飾られ、ウエイトレスも本物のサービスを提供しています。

もちろんお味のほうもしっかりしたもので、お店の看板を出しているだけあっていい加減なものではありません。お祭りでの食べものというと焼きそばやたこ焼きがすぐにイメージされる日本のお祭りとはちょっと違います。

ステージのコンサートはそれほど有名な人は出演していないようですが、お昼から夜中の1時までプログラムが組まれ、会場内の3つの公式ステージで演奏が続いていました。それといくつかのテントの中ではそれぞれのお店がライブをやっていて、会場中がさまざまな音楽に包まれていました。

Sommerfest1 夏の最後のイベントを家族で、カップルで、友人同士で、多くの人がお祭りを訪れそれぞれの時間をすごしています。

レストランの前に作られたカフェに座る老夫婦は通り行く人を眺めながら長い時間二人寄り添うように座っていました。

こうした時間を持てることが南ドイツのハイクオリティライフなんだと思います。

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2006年8月 9日 (水)

ドイツの果実

果物屋さんの店頭にはいつも色とりどりの果物が並んでいます。

もともと寒い地方ですから果物の多くは輸入物なんでしょうが、トロピカルフルーツも数多く店頭に並んでいるのを見るとドイツの人は本当に果物が好きなんだなと思えます。

Photo_9 ドイツの地場の果物で一番多いのはリンゴではないでしょうか。全てがドイツ産ではないかもしれませんが、郊外に行くとリンゴの木も良く見かけますので気候的に合っているのかもしれません。

赤いリンゴも青いリンゴもありますが、お味のほうは結構あたりはずれがあるようです。甘いものもあれば、味の薄いものもあったりします。私が一番おいしかったと思うのは、なんとFUJIという品種です。 見た目は色も形も日本の富士とまったく一緒、しかもこれがとても味が濃くて甘みもあっておいしかったです。

ちなみに、柿も時々売っていますが、品種はKAKIと書かれています。原産地は分りませんが、名前は日本語がそのまま輸入されているんですね。

ただ、リンゴも柿も日本と違うのは、形が不揃いで、多少当たっているものでも店頭に並んでいるということです。イチゴなどはパックに入って売っていますが形も大小さまざま、多少腐りかけているものもあれば、泥が付いているものもあって、ちょっと驚きです。

でも、それがかえって自然そのままを店頭に運んできているようで、人間の手を加えていない新鮮さが感じられます。

Photo_10 春から夏にかけては野イチゴなどの小さな果実が幾種類も出回ります。この写真で上段に小さな箱に入っているのがそれで、左からHeidelbeere(こけもも)、Himbeere(えぞいちご)、Brombeere(きいちご)、Johannesbeere(いなごまめ)、右端は普通のイチゴです。

どれも日本ではあまりお目にかからないものばかりですが、それぞれ独特の味があり甘みもたっぷりです。

自然の恵みをそのまま食卓に運んで楽しむ。これも自然を愛するドイツの人の暮らしです。

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2006年8月 7日 (月)

連結バス

Stuttgartは公共交通機関が良く発達しています。

一番のメインはUバーンと呼ばれる市内を走る電車とSバーンという近郊の町をつなぐ電車。そしてその間をバス路線が縦横無尽にカバーしています。

今日はそのバスのお話。

Stuttgartだけではないのですが、ドイツの街には2両連結のバスが多く走っています。写真のように普通のバスを2台つないだ形ですが、不思議なのはタイヤが6個しかないことです。前の車両は普通の車のように4個のタイヤですが、後ろの車両は2個だけです。

Photo_7 なんとなく見ているだけで不安定そうですし、もし最後部のところにたくさん人が乗ったら尻餅をついてしまうのではないだろうかと心配するのは私だけでしょうか。。。。

実際に乗ってみるとこれが快適な乗り心地です。とてもうまい加減にバネが効いているので細かい振動はほとんど伝わってきません。日本で言うと大型の観光バスに乗っているような感じです。そして運転手さんが優しい運転を心がけてくれているようで走り出すときも止まるときもショックが少なく、滑るように走ります。

ちなみに運賃は3停留所以内であれば1ユーロ、あとは近郊から中心部までが6ゾーンに区切られていて、1ゾーンで1.8ユーロです。私のうちから街の中心の中央駅までは電車で15分ぐらいですが、切符は2ゾーンで2.2ユーロです。(切符はバスも電車も共通なんです)

それと、驚くことにバスの深夜便があるのです。街の中心から近郊へ向けて10数路線のバスが、金曜日と土曜日の深夜に出ています。出発時間は全て1:11、2:22、3:33とかなりビールのジョッキを重ねていても忘れないような時間になっているんですね。

日本だと終電を過ぎるとタクシーに長蛇の列、と言うところでしょうがこちらの人はの考えることはちょっと違いますね。私が想像するにこういう論理なんです、きっと;

・週末だから夜遅くまで楽しむことは正しい行動である

・正しい行動をしているのであるから家へ帰る移動手段も正しく準備されるべき

本当のところはどうか知りませんが、いずれにしろ週末は終電を気にすることなく大いに楽しめるってことです。

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2006年8月 6日 (日)

バーベキューパーティ

ドイツの人はバーベキューパーティが大好きです。

夏になるとあちこちからお肉を焼く匂いと煙が流れてきます。公園にはバーベキューが出来るような施設がありたくさんのパーティが楽しみ、アパートの中庭でも夜遅くまで賑わいが続いています。

昨日は会社の友人の誕生パーティを兼ねてバーベキューが開催されました。ドイツでは誕生日を迎えた人が友人を招待してパーティを開くことが普通で、昨日はその人のアパートの中庭でバーベキューでした。

頂いた案内には4時半からと書いてあったのですが、5時前ころに家に着くとまだ準備中で、私のほかには3-4人の人が来ているだけでした。イスとテーブルのセッティングを手伝い、炭火を一緒におこしながらビールを飲んだりしているとサラダやパンが運ばれてきます。そのころになると参加者は10人以上になっていて、ケーキが出てきてひとしきり盛り上がるときには20人ぐらいになっていました。

参加する人はそれぞれ何かプレゼントを持ってきます。お花を持ってくる人、手作りの料理を持ってくる人、ビールをケースで担いでくる人、ワインやシャンペンを持ってくる人。ちなみに私は家にあった日本酒を一本もって行きました。

8時ころになってから来る人も居て参加者全部で30人以上居ました。みんなそれぞれ集い、それぞれお話に夢中です。友人同士のパーティですから堅苦しいことなど一つもないし、遠慮することもなく飲んで食べておしゃべりしています。バーベキューを焼く火のお守りをしている人も居ます。そろそろ炭が赤くなってバーベキューの始まりです。お肉、野菜、ソーセージ、それに串に刺したお肉と野菜など網で焼き始めます。

Bbq 炭で焼いたお肉は独特の香りがついてとてもおいしかったです。それに青空の下で食べるから余計においしいんでしょうね。

夏の日の夕方、開放感のある屋外で、気を使うことなく楽しくおしゃべりをして、バーベキューを頂きビールを飲んで、リラックスした一日を過ごしました。これがドイツの人がバーベキューを楽しみにしている理由なんでしょうね。

気がつくとあたりは暗くなって、時計は11時。そろそろ引き上げることにしましたが、まだまだおしゃべりを続けている人も数人残っています。

家に帰ると隣のアパートの裏庭でもバーベキューパーティが続いていました。

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2006年8月 4日 (金)

ドイツの新幹線

高速道路も良く整備されているドイツですが、鉄道も発達しています。

中でも一番の自慢はICEと呼ばれるドイツの新幹線でしょう。ICEはInter City Expressの略、つまり都市間高速鉄道という意味で、正にその名前の通りドイツ国内の主要都市を縦横に結んでいます。細長い日本の国土と違い、南北に広がりを持ったドイツですから縦横だけでなく斜めにも結んでいますね。

Ice ドイツ国内に留まらず、隣国のオランダ、ベルギー、フランス、オーストリア、スイス、更にその先のイタリアまで繋がっています。正に地続きのヨーロッパならではの大陸横断・縦断鉄道ですね。

ここ Stuttgart から Frankfurt までは距離にして200kmほどあるのですが、ICEで行くと1時間20分ぐらいです。聞いた話ですが、Frankfurt までICEで通勤している人も居るらしいですよ。日本で言う新幹線通勤ですね。

最高速度ではフランスのTGVや日本の新幹線には負けていますが快適さでは新幹線以上じゃないでしょうか?一等車と二等車があるのですが、二等車でもイスは日本のグリーン車並みで足元の広さはそれ以上です。一等車には飛行機のように前の席の背面にLCDの画面が埋め込まれている車両もあります。

それと各車両の3分の一はコンパートメントの座席です。一等車では5人、二等車では6人の小部屋になっています。始めのころは見知らぬドイツの人と一緒に狭い空間に居るのが息苦しかったのですが、慣れてしまうとなんでもないですね。コンパートメントは家族連れやグループで使えると鉄道の旅も一段と楽しくなることでしょうね。

一つ日本の鉄道と大きく違うのはドイツの主要駅がまだ終着駅型の行き止まりになっている点です。つまり、ホームに入ってきたときは先頭だったのに出て行くときは最後尾になると言うわけです。ずいぶん昔の話ですが、それまで前向きに走っていたはずなのに駅を過ぎると後ろ向きに走っていて、目的地と違う方向へ行っているのではないかとびっくりしたことがありました。

Ice_1 Stuttgart もその終着駅型でこの写真のようにICEもここで方向転換して出発します。このように同じ方向へ出て入ってという動きだと距離的にも少し大回りして駅に入らなければならないのと、列車と列車の時間間隔を短く出来ないデメリットがあります。

Stuttgart では2008年完成予定で、中央駅を大改造中です。全てのホームを地下に移し、終着駅型ではなく通過型の駅に改造するそうです。これでミュンヘンまでの時間が20分短縮されるらしいです。

地下駅になって時間短縮されるのも良いのですが、終着駅にも味わいがありますよね。

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バケーション

夏と言えばバケーション。ドイツの人たちはこぞって南へ旅立ちます。

冬の間、陽を浴びる時間が少なく、しかも弱々しい太陽の光ですので夏になると自然と体が太陽を求めるようになります。だから多くの人が日差しを求めて南へ移動するのでしょう。

よくドイツの人は年が明けるとその年の夏の休暇をどうするか話をするそうです。気の早い人は前の年の休暇が終わると次の年の休暇を考えはじめるとも言います。それほど楽しみにしているんですね。

南の島で3週間の休暇なんて普通です。なんと羨ましいことでしょうね。

あるドイツ人に言わせると、最初の1週間はまだ仕事のことが頭から離れずリラックスできない。2週間目になると心身ともにリラックスできるが休暇を楽しむためには2週間ぐらいの時間は欲しい。そして家に戻り休暇の疲れを癒すのに1週間必要。だから4週間は休暇がいるんだととのこと。

なんとまあ、贅沢なことでしょうね。

でも私の会社では一回の休暇は2週間を目処にしています。その間、仕事が止まってしまいますから長く休まれると支障がでてしまいますからね。他の会社でも似たようなものだと思います。

休暇と言ってもみんながみんな飛行機で南の島へ行くわけでもないようです。節約好きのドイツ人ですからお金を掛けない方法については真剣に考えます。

一つの方法はキャンピングカーです。ヨーロッパはオートキャンプ場が普及しているのでキャンピングカーさえあれば気軽にあちこち移動できます。

Photo_5 この写真のように自家用車でキャンピングカーを引っ張っていく姿を良く見かけます。アウトバーンを走っていきますがスピードが出ないのでこの時期、キャンピングカーが多いと渋滞してしまうのです。ひどいときには30Kmも渋滞が出来るときがあります。

Photo_6 中にはこんな本格的なキャンピングカーを持っている人も居ます。きっとすごく値段が高いのでしょうが、長い年月を考えると割安になることを計算しているんでしょう。このぐらい大きいと別荘気分でしょうね。

写真で気がついたかもしれませんが、この2台は共にオランダナンバーです。実はドイツのアウトバーンを走るキャンピングカーの半分以上はオランダの人ではないかと思えるほどたくさん走っているのです。

オランダの人のほうがドイツ人よりもアウトドア好きか、それとも節約好きなのかもしれませんね。

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2006年8月 2日 (水)

お花畑

花はドイツの暮らしに欠かせません。

部屋に飾るばかりでなく玄関や窓辺に花があることで暮らしに彩と潤いを与えてくれます。日本と比べて画一的でシンプルな家やアパートが多いこともありますし、部屋の壁はほとんど真っ白。それに長く暗い冬も花を求める心に繋がっているかもしれませんね。

しかし、そのお花も花屋さんで売っているような形のそろったきれいなものばかりではありません。如何にも自然に咲いている花のように散りかけたものもあれば蕾のものもある、そんな花だからこそそばに置いておく価値があるのだと思います。

そんな日常の花を自然の中で売っている所があります。正に自然そのもの、お花畑なんです。

Photo_3 この写真のお花畑、全て売り物です。近所の人が勝手に入って好きな花を手折って帰れるように柵もフェンスもありません。ビニールハウスでも温室でもありません、正に自然のままです。

それでも春から秋まで様々な花が次から次へと咲いていきます。形は不揃いでも、葉っぱが虫に食われていても、これが自然の花なんだなといとおしく思えるものです。今は夏の花、ひまわりが一番元気に咲いていました。

Photo_4

そしてお花を摘んだ後は大きな貯金箱のような入れ物にお金を入れて帰ります。

看板にはダリア 50セント、ひまわり 50セント、グラジオラス 50セント、百合 1ユーロ、百日草 30セント などと書かれています。そして看板の下に赤い料金箱があり、その中に摘み取ったお花の代金を入れて帰るようになっています。

散歩好きのドイツの人たち。まだまだ陽の長い夏の夕方、散歩の途中でお花を摘んで帰ったりするのでしょうね。

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2006年8月 1日 (火)

お魚マーケット

Stuttgartはなだらかな丘陵地帯、海までは何百キロも遠く離れています。それだからこそ海への憧れは日本人以上かもしれません。夏の休暇と言えば大抵は南の海辺のリゾートを連想しますからね。

今日は海の話ですがリゾートではなくお魚です。

あまりお魚を食べないドイツ人ですが、このあたりでは川や湖で獲れる鱒を食べることも多いようです。それと、一般的なのは鮭ですね。

そんなStuttgartにハンブルグからお魚屋さんが集まってマーケットを開いていました。Hamburger Fischmarkt (Hanburg Fish Market) というフェスティバルです。

街の中心に近い広場に何件ものお魚屋さんがトレーラーの屋台で店を広げ、更にソーセージを焼いて売る店やピザやさんやアイスクリーム屋さんなどが広場を取り囲むようにお店を出してちょっとしたお祭りのようになっていました。

Photo_1売っているお魚は、サバやヒラメの大きいもの(オヒョウと言うらしい)、マスなどで主に燻しながら焼いたもののようです。フライにしたもののありましたし、マリネのようになっているものもありました。

普段あまり目にしない食べ物なのでStuttgartの人たちには年に一度の楽しみなのかも知れませんね。

そしておいしい魚があればもちろんビール。広場の中はテーブルとイスが並べられたくさんの人がビールとお魚を楽しんでいました。ちなみにビールもハンブルグのビールでした。

Fish_markt 毎年恒例のFischmarkt は港町Hamburgの香りをStuttgartに運んできてくれます。

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