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2006年11月

2006年11月30日 (木)

冬の訪れはスケートから

11月に入ると冬の訪れよりも一足早くスケートリンクが現れます。

Photo_78 Stuttgartの中心にあるシュロス広場に仮設のスケートリンクができていました。とは言ってもバスケットコートを一回り大きくしたほどの広さでスピードを出して滑るようなリンクではなく子供たちのためのスケート場のようです。

スケート場のないStuttgartではスケートができるのはこの季節のこの場所だけです。スケートそのものがそれほど一般的ではないのでなじみが薄いのでしょうか、滑っている人は少なく、周りで見ている人の方がたくさん居ました。

Photo_79 滑るのが不安な子供たちには掴まって一緒に滑ることができる小人やペンギンの人形が準備されています。これなら一緒に滑って楽しく、転んでしまう不安もないので親も安心ですね。

ドイツのスポーツというとサッカーが有名でプロリーグもありますが、アイスホッケーのプロリーグもあります。しかしプロチームはDuesseldorfやHamburgなど北ドイツの方に多くあり南ドイツではそれほど盛んではないようです。きっと南ドイツはスキー場が近いのでスケートが盛んにならなかったのでしょうね。それに比べて北ドイツは土地がほとんど平らですからスキーができないのでスケートが普及したのかも知れませんね。

だけどスケートをしている子供たちの顔を見ているととても楽しそうでした。きっと子供たちは冬の訪れとともにスケート場ができるのを楽しみに待っているのでしょう。

Photo_80 そのスケート場のすぐ隣の広場にスミレの花が植えられているのを見つけました。これから寒い冬を迎えるのに小さな花をつけたスミレが規則正しく植えられているの見るとちょっと不思議な気がします。この小さな花は無事に冬を越すことができるのでしょうか?

スケートを楽しむ子供たちの笑顔とスミレの小さな花が肌寒くなった季節をほんの少しだけ暖めてくれているようでした。

これからの長い冬、小さなぬくもりを求めるのも南ドイツの冬の過ごし方かも知れません。

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***プライベートな蛇足***

実は現在出張中、ちょっと季節感がずれた記事になっているかもしれません。ご容赦を。

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2006年11月29日 (水)

秋晴れの街

南ドイツのStuttgartは冬でも青空が広がります。

Photo_75 ドイツの冬は暗いイメージがありますがそれはドイツでも北のほうの気候です。Frankfurtあたりを境として、北と南で気候が大きく違うように思えます。ドイツの北半分は冬の間、ほとんど太陽を見ることがありません。毎日重く暗い雲が垂れ込め気が滅入るような天気です。11月から4月まではほとんどそのような天気が続きますが、その代わりあまり雪は降りません。南ドイツは晴れる日もあれば雪の日もある、そんな変化のある気候です。

上の写真は11月末のある日、Stuttgartの南の丘の上から見た町の中心部です。くっきりと青い空の下、北の斜面の家々の赤い屋根と白い壁がきれいですね。冬の日の午前中、空気も澄んでいて一つ一つの家がはっきりと見えました。

Photo_76 ふと目を反対側に向けると坂道を市電が登ってきます。この市電は街の北のほうから中心を抜けてテレビ塔のある南の斜面の上まで走っています。U-Bahn(ウーバーン)と呼ばれるStuttgartの市電は路面電車として車と同じ道路を走っていましたが交通渋滞緩和と事故防止のため次第に専用の線路を走るようになり、一部の路線では地下を走っているところもあります。それと同時に幅の広い大型の電車が使われるようになりました。

この南斜面を登る電車は道路と平行する専用の路線を走っていますが、電車そのものは昔からの幅の狭い車両が使われています。また、休日には観光客用にレトロ風な電車も走っています。しかしこの路線も現在工事中で、近々大型の電車が走れるようになるようです。この昔風の車両が見れるのももう少しかもしれません。

Photo_77 丘の上から足元の景色を見ると谷間に建つ家々が晴れた日の午前中の日の光を受け、そしてあるところは今だ影になっていてそのコントラストが冬の日の凛とした空気を現しているようでした。

南ドイツStuttgartの冬はこのように青空の広がる日もあれば暗い雲に覆われる日もあり、雪の降る日もあります。気温も北ドイツよりも低くなる日も多くあります。外に出ることも少なくなり単調な日々の続く冬の季節に、お天気に変化があることもありがたいと感じます。

冬の日に秋晴れのような一日。どうも今年は暖冬のようです。雪が降ることも恐れることはありませんが、少しでも多く晴れる日が訪れることを願っています。これも北ドイツとは違った南ドイツの冬の小さな幸せです。

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☆☆☆プライベートな蛇足☆☆☆

今年は本当に暖冬かもしれませんね。雪も11月の初旬に一度パラっと降っただけです。だけどこんな年は春の訪れが遅かったりするんですよね。

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2006年11月28日 (火)

スーパーのチラシ

スーパーの売り出しのチラシにドイツの人たちの暮らしが見えるかもしれません。

Kaufland 豚肉2.99ユーロ、牛肉7.99ユーロなど売り出し商品が大きな文字の値段と写真とともに載っています。日本と比べると一つ一つの商品のスペースがとても大きいのが目立ちますね。 モデルさんも一緒に写っていたりして隙間もたくさんあります。広告にも日本と違ったのんびりとした印象が感じられます。ちなみにこのお肉の値段、1kgあたりの値段です。右下のハムは100gで0.99ユーロです。日本よりずいぶん安いですね。

Real_1 野菜や果物も同じです。別なスーパーのチラシですが、これも写真がとても大きいですしスペースもたくさんあります。お値段ですが、みかんは2.3kgで2.99ユーロ、ジャガイモは10kgで3.99ユーロです。

ドイツでは消費税が16%といつかのブログに書きましたが、こういった生鮮食料品の消費税は9%に抑えられています。生活するのに最低限必要なものは安く手に入るわけです。

Photo_74 家具のチラシもたくさん入ります。というのも家具屋さんがたくさんあるからで、ほとんどが郊外にあり広い売り場面積をもつ巨大なお店になっています。それだけドイツの人にとって家具は大切なものであり、良い家具が欲しいと言う気持ちが強く、こうしたチラシで購買意欲をそそるのでしょうね。しかし、お値段のほうはそれほど安くありませんし、立派な家具が多いのです。我が家もソファーセットや食堂テーブルセットを買ったことがありますが、大きくて重いこと。しかも注文してから2-3週間は待たされます。

Diy もうひとつ、日曜大工のお店のチラシです。これもまた大きな写真を使っています。売っているものはかなり本格的な道具が目に付きます。ドイツでは家を建てても全てを大工さんに任せるのではなくかなりの部分を自分で作る人が多く居ます。その方が安く上がるのとお父さんが自分の腕前を披露する機会なのではないかと想像しています。またアパートに住んでもキッチンや電気が付いていないケースがほとんどですからそれを据え付けるのにも本格的な道具が必要になるんです。

どうでしょう、チラシを通してドイツの暮らしが少しは垣間見えましたでしょうか?ドイツの人たちはこうしたチラシを見て買い物を決めるのでしょう。ただ、不思議なことに新聞の宅配が無いドイツではチラシはポストに直接投げ入れられるのですが、一番多いのが土曜日の午後なんです。買い物から帰ってくるとポストにチラシがたくさん入っている。どうして多くの人が買い物に行く土曜日の前までに入れないのか?ちょっと不思議です。

これでもかこれでもかと言う価格競争と少しでも多くの商品をチラシに載せようとする日本とはどこか違うんですね。これもハイクオリティライフなのかな?

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***プライベートな蛇足***

一人暮らしの私は牛肉1kg、ジャガイモ10kgは買えません。スーパーで買い物してもカートに入れるのはほんの少しだけ。でもドイツの人はカートに山盛りで買っていたりしてちょっと驚きです。

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2006年11月27日 (月)

暖かいワイン

寒いドイツの冬に暖かいグリューワインを飲むと体全体が温まるようです。

Photo_71 グリューワインは赤ワインを暖めて、中にハーブなどを入れたものです。毎年クリスマスが近づくと街の中の広場にグリューワインを売る屋台ができてコーヒーカップのような陶器の専用カップに入れて売っています。

ドイツの各地でクリスマスマーケットの定番として売られていますが、土地によって少しずつ味が違うようです。Stuttgartのグリューワインは地元の赤ワインにほんの少しだけハーブを入れたとっても軽くてフルーティーな味わいになっています。

Photo_72 この写真はシュロス広場にできた屋台ですがグリューワインのお店、ソーセージを焼くお店、甘いものを売るお店など数件の屋台が毎年同じように並んでいます。買い物のついでに、散歩の途中にと多くの人が足を止めてグリューワインを楽しんでいます。

Photo_73 グリューワインはこの写真に写っている銅の釜で暖められています。あまり暖めすぎるとアルコール分が飛んでしまいますが、ぬるくてもおいしくありませんね。この釜でいつも程よい温度にしているのでしょう。

ちなみにお値段は1杯2.5ユーロ。カップのデポジットとして2.5ユーロも合わせて先に支払いますが、カップを返すとその分のお金は返ってきます。もちろんそのままカップをお土産として持って帰ることもできますがそのときはデポジット分の2.5ユーロは返してもらえません。中にはブーツ型など独特の形をしたカップで売っていたり、その年の年号などを入れて記念に持ち帰りたくなるようにしているところもあります。

グリューワインの屋台が出ると今年も冬が来たなという感じがします。足元から冷えるドイツの冬に暖かいグリューワインは欠かせません。もうすぐこの屋台の周りにクリスマス用品を売るクリスマスマーケットが立ち並ぶでしょう。クリスマスの買い物をしながらグリューワインで一休み、それが寒いドイツの冬の楽しみでもあります。

厳しい寒さの冬を楽しく過ごす知恵、それも南ドイツのハイクオリティライフだと思います。

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***プライベートな蛇足***

クリスマスまであと1ヶ月をきりました。今週末からアドベントです。街の賑わいも盛り上がってくるでしょうね。さて、今年のクリスマスはどう過ごしましょうか。。。

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2006年11月26日 (日)

枯れ葉に感ずる季節

冬が来ても散らずに残る枯葉に秋の日の温もりを感じました。

Photo_63 よく晴れた日に陽差しを受けて輝く黄金の枯れ葉。太陽の光をいっぱいに浴びて気持ちよさそうですが、それを見ている私にもとても気持ちの良い日差しでした。太陽のありがたさを体で感じることができます。

Photo_62 道端にぽつんとひとつだけ残されたような低木樹。透き通るような枯れ葉が妙に心に残り、車を止めて記念に一枚。雪の降るころまでこのままの姿でいてくれるだろうか。いつまでも散らずに居てほしいと願っていました。

Photo_64 道路の脇に見つけたすすき。ドイツではすすきを見かけたことが無いので少しびっくり。葉はすっかり枯れていましたが日本のすすきにそっくりでした。もしかしたら種が日本から運ばれてきてここに根付いたのかもしれません。

Photo_65 枯葉に覆われた公園。枯れ葉は冬の到来を告げるメッセージかもしれませんが、積もった落ち葉には冬の陽のぬくもりを蓄積する温かみがあります。枯葉を掻き分けるように歩く足元に秋の名残がまとわりつくようでした。

Photo_66 歩行者天国になっている商店街にも枯れ葉が舞っています。買い物帰りのお嬢さんが持っているのはスキーの板でした。本格的な冬の到来を楽しみに待っている人も居ます。

初冬の南ドイツにも幸せな景色がたくさんありました。自然とともに生きること、自然を楽しみながら暮らすこと、そして季節を感じる心を持つこと。それが南ドイツのハイクオリティな暮らし方なんだと思います。

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+++プライベートな蛇足+++

暖冬の今年、やっと車のタイヤを冬用に替えました。ドイツでは凍った路面で事故を起こしたときにウインタータイヤを履いていないと罰金が科せられます。雪が降る前に替えておかなければなりません。

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2006年11月25日 (土)

ドイツのサラリーマン

いつかは書かなければならないと思っていたテーマです。少しずつ解きほぐしていきたいと思っています。

Photo_67 ドイツの労働時間は短いとよく言われます。確かに統計の数字を見ても日本は年間労働時間が1775時間、ドイツは1421時間と大きな差があります。

数字はここを参照させていただきました。http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/3100.html

統計の数字はさまざまな労働形態の平均でしょうから、サラリーマンの多い日本とは単純に比較ができないかもしれませんので私の勤める会社の実態からドイツのサラリーマン事情を見て行きたいと思います。

Lh まず、一日の労働時間ですが、基本的に朝8時から夕方5時までで、お昼休みを1時間とるので8時間労働です。基本的にと言うのはフレックスタイム制を採用しているので、出勤は朝7時から9時までの間であればOK、帰りは4時から6時の間と言うことになります。

金曜日だけは勤務時間が6時間45分と少し短くなっています。これで週当たり38時間45分の労働時間となります。

Photo_69 お休みは土曜日と日曜日は全て休み、国民の祝日は州によって違いますが年間11日か12日ですので日本よりだいぶ少ないですね。しかも、祝日が土日に重なっても振り替え休日はありません。

日本では企業ごとに休日を決めるケースが良くありますね。ゴールデンウィークやお盆休みなどを連休にしたりしますが、ドイツの企業は基本的に休みはカレンダーどおりです。ただ、12月24日のクリスマスイブと12月31日の大晦日は午後が半休となります。

カレンダーで数えてみると2006年の労働日数は248日になりました。つまり休日が117日と言うことになります。どうでしょうか、日本の企業と比べて労働日数が少ないわけではありませんね。もしかすると日本の会社のほうが働く日数は少ないんじゃないでしょうか?

ただ248日のうち金曜日が50日ありますので労働時間をカウントするときは1時間15分少ない点を考慮しなければなりません。

Photo_68 次に有給休暇ですが、28日から30日ほどあります。年間で6週間ほどですね。この有給休暇は完全取得しなければなりません。基本的には12月中にその年の分を消化する必要がありますが、特別な理由があれば翌年の3月まで期間を延長することができます。

私の勤務する会社では3月までに取得できない休暇は消滅することにしていますが、ほとんどの人は完全取得します。会社によっては買い取るところもあるようです。

以上のことをまとめると、土日は休み、祝日は11日で振り替えなし、有給休暇は28日。これで計算すると、労働日数は220日、労働時間は1706時間ほどになります。最初に見た労働時間の統計の数字(1421時間)から比べるとずいぶん多いですね。

労働日数だけを比べると日本とそれほど違いは無いように思えます。日本では年末年始、ゴールデンウィーク、それにお盆休みと大型連休がありますが、ドイツでは各個人が有給休暇を使って連休を取ります。大きな会社では3週間とか4週間の休暇を取る人も居るようですのでドイツは休みが多いと思われるのかもしれません。でも私の会社では1回の休暇は2週間までにしてほしいと言っています(ドイツの法律で1年に1回は連続14日の休暇を取らなければなりませんので)。この休暇の取り方が日本とドイツの一番の違いだろうと思います。

ドイツのサラリーマンの労働日数を数えてみましたが日本とそれほど違いがあるわけではないようですね。日本のサラリーマンも有給休暇を完全に取ればドイツよりも休日は多いのではないかと思います。それでもドイツの人たちがハイクオリティーな暮らしを送れるのはもっと別な秘密があるのかもしれません。それはまた別な機会に考えてみたいと思います。

掲載の写真は本文の内容と関係ありませんでした。

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+++プライベートな蛇足+++

こうして休日を計算したところで現実にはドイツのサラリーマンと日本人駐在員は違うんです。

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2006年11月24日 (金)

街の広告

ドイツの街には広告やネオンがとても少ないと思います。

日本では駅前やビルの上には大きな看板があるものですがドイツの看板はひっそりと目立たないように出されているように見えます。夜になってもネオンがきらびやかに色を競うようなこともありません。

Photo_59 この写真は街角に良くある広告塔です。正に広告塔でそれ以外の目的は無いようです。貼られているポスターも毎週のように張り替えられていますので積極的に使われているのだと思いますが、日本の感覚からすると少しレトロですね。この丸い広告塔以外にも平面型で裏と表にポスターを貼るタイプのものなどもあります。

Photo_60 看板と言えば写真のようなものも良く見かけます。これはサーカスのポスターですが、開催前と期間中には街の中のあちこちに張り出されます。

サーカスと言えばこれも移動遊園地のようにドイツ国内をあちこち巡っているようで、2週間程度の開催期間でいろいろなサーカスがやってきます。丸い大きなテントを張り、空中ブランコや動物の曲芸など主に子供が楽しめる出し物が多いようですが、中には大人が楽しめるような雰囲気のサーカスもあるそうです。

Photo_61 このPALAZZOというショーはまさに大人向けのエンターテイメントのようです。ディナーショーのようになっていてかなり格調高い感じなんですが看板はこんな風です。道路脇のフェンスに張られたポスターは日本人の目には場末の悲しさのようなものを感じさせるかも知れません。

しかし、町の中心部にも看板は少なくネオンの毒々しい煌きも無いところに居ると、こういう看板が出て来るたびに新しいものがこの街にも運ばれてくるような嬉しさを感じてしまいます。季節が変わり、時が流れ、日々の生活にも変化があることを看板で感じさせてくれるのかもしれません。サーカスにもエンターテイメントにも行くことはほとんど無いのですが看板を見ているだけでも心が満たされるような気がします。

景観を大切にするドイツの街だからなのでしょうか、競うように看板が出されるのではなく、決められた範囲の中で昔からのやり方で広告を出す。それがドイツの生活スタイルの一部を表しているようにも思えます。

看板やネオンによる賑やかさはないけれど広告のメッセージはちゃんと伝わります。これも南ドイツのハイクオリティではないでしょうか?

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***プライベートな蛇足***

しばらく留守にしていて更新できませんでした。再開しますのでよろしく。

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2006年11月19日 (日)

落ち葉の季節

11月の半ばになるとすっかり冬の気配、になるのが普通なのですが今年はまだ秋の気配が残っているようです。

Photo_57   久しぶりにシュロス広場を覗いて見ました。お天気の良い日でしたので抜けるような青い空がとても気持ちよく、公園にも多くの人が出ていて落ち葉を踏みしめるように散歩したり、ベンチに座って日向ぼっこしたりしていました。

Photo_56 普段の年ならばすっかり葉を落としている木々にもまだ茶色に枯れた葉がわずかに残っています。日の光を受けた枯葉は黄金に輝いて見えました。

気温16度、快晴。枯葉の上のベンチに座っている人たちには時がゆっくり流れているようで、明るい日差しの中でみんな幸せに見えました。

ところでこの枯れ葉、ドイツではちょっと変わった掃除の仕方をしています。

Photo_58 この写真。おじさんが手に持っているのはエンジン付の機械で、先にホースが付いていて風がいきよい良く吹き出します。この機械で枯葉を吹き飛ばしているんです。見ていると実に上手に枯れ葉を飛ばしつつ一箇所に集めていきます。エンジン付ですから音はかなりうるさいのですが箒や熊手で枯葉を集めるよりも効率的かもしれません。そして一箇所に集められたあとは袋やゴミ箱に入れて完了です。

Stuttgartは森や並木の多い街ですから落ち葉の掃除だけでも大変だと思いますが街を美しく保つために枯れ葉の掃除は欠かせません。この季節、街のあちこちで枯葉を集めるエンジンの音が聞こえてきます。

日の光を浴びて黄金に輝いていた枯れ葉、落ち葉のベンチで過ごす穏やかな午後、そしてそのハイクオリティな暮らしを維持するための道具と仕組み。小さなことかも知れませんがこういったことの積み重ねが南ドイツのハイクオリティライフを保っているのだと思います。

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***プライベートな蛇足***

洗濯機から水が漏れるようになってしまいました。ドイツの洗濯機は2時間かかるのですが、終わった頃に洗濯機のある地下へ行くと洗濯機の下から水が流れた跡が幅5cmほどで下水溝へつながっています。修理を頼むべきかどうか迷います。

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2006年11月17日 (金)

フランクフルトは、

金融の街として有名です。先週、ちょっとだけ行ってきました。

Fra_3 Stuttgartから車で北に200kmほど。ここまで来るとドイツの中央部です。マイン川のほとりに栄えたフランクフルトは古いものと新しいものが融合した街です。金融の街らしく銀行や保険会社の高層ビルが立ち並んでいて、欧州統合のときにEUの中央銀行もフランクフルトに置かれました。証券取引所もありロンドンと並んで欧州の金融の中心ですね。

Fra_5 その証券取引所の前に熊と牛の大きな銅像があるのですが、何の意味かなと思っていましたが今回行ってその意味に気が付きました。証券取引の世界では株価が上がったり下がったりしますが、牛はその角で下からすくい上げる、熊はその腕を上から振り下ろす、ということで株価の上がる象徴としての牛、下がる象徴としての熊なんです。牛と熊、どちらが強いのでしょうね。

一方で街の中には古いものもたくさん残っています。レーマーと呼ばれる古い木組みの家が並ぶ広場や文豪ゲーテの生家も中心部の一角にあります。そしてそれらと一緒に新しいお店や高級ブティックが立ち並んでいます。

Fra_hauptbache_3 この写真はハウプトバッへと呼ばれる建物で中心部の広場の真ん中にあります。昔は衛兵の詰め所のようなものだったようですが今ではカフェになっています。ちなみに数年前はこのカフェの2階が日本食レストランになって いて、うどんなどが食べられたのですが今はもう変わってしまっています。ちょっと周りの雰囲気にそぐわなかったですね。また、中心部から少し下るとマイン川に出ます。川の対岸には美術館や博物館が並んでいて歴史と文化を感じることもできます。

このフランクフルトにはどれだけの日本人の方が住んでいるのかわかりませんが、日本食レストランはたくさんあります。その多くはお寿司をメインの売り物にしているようです。何しろお寿司はSUSHIとして世界的に有名になっていますから、ドイツのお客さんを集めるにはSUSHIが一番なんでしょうね。

中には少し怪しげなお寿司屋さんもあって、東南アジア系の人が握っていたりします。だけどかなり研究(修行?)しているようでお味も食感もなかなかのものです。また最近では回転寿司も見かけるようになりました。回転寿司は回って来るお寿司を目で見て食べるか食べないか判断できるし、お値段もはっきりしていますから合理的なドイツの人にはぴったりかもしれませんね。

Fra_4日本食といえばラーメン屋さんもあります。しかも専門店です。「夢谷(Yumeya)」というそのお店はメッセ会場に近い住宅街の一角にありますが、日本人の人がやっているのでお味は日本のラーメンそのものです。デュッセルドルフやパリに決して引けを取らないラーメンでしょう。

街の中にはドイツの若者がやっているラーメン屋さんもあります。日本に行ってラーメンが大いに気に入り、ドイツに戻ってからドイツで手に入る材料でラーメンを作った、ということですがお味はドイツの人向きかもしれませんね。

レストランだけではなくフランクフルトには多くの日本のものがあります。理・美容院の「銀座マツナガ」。お値段はドイツの床屋さんよりも高いのですが日本人の髪は日本人に切ってもらうに限ります。ドイツのおみやげ物やブランド物をメインに扱う「三越」や、日本の本や雑誌を売る「OCS」、日本の食料品を売る「スーパー加藤」や「ひまわりマート」、そしてお持ち帰りのお寿司専門「丸安」もあります。

そういった生活面でフランクフルトには日本人にとって住みやすいところかもしれませんね。Stuttgartとは比べ物になりませんが、それらが毎日そばにある必要は感じません。南ドイツの地元の暮らしで十分です。フランクフルトまでは車で2時間弱の距離ですからいつでも行こうと思えば行ける、という安心感を与えてくれるのはとてもありがたいと感じています。だけどそれでいいのだと思います。南ドイツにもおいしいものはたくさんあります。

負け惜しみを言うわけではありませんが地元の暮らしの中においしいものを見つけるのもハイクオリティライフのひとつだからです。

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+++プライベートな蛇足+++

Photo_48 Photo_50

今日はスペイン料理を食べました。 いわしのフライやイカリングフライはおいしかったな。

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2006年11月16日 (木)

ドイツのビール、続編

ドイツといえばビール抜きには語れませんね。

ビールの歴史は数千年前に遡るそうです。もちろんその当時は今のビールとはずいぶん異なったものだったのでしょうが、それだけ長い間親しまれてきたのには訳があるのだと思います。

ドイツのビールは日本の地酒のように各町々、村々にそれぞれのビールがあると言っても過言ではありません。物の本によるとドイツだけで5000種類以上のビールがあるらしいです。

Photo_45 しかし、ドイツにはかつて「ビール純粋法」という法律があって、ビールの原料は麦芽、ホップ、酵母、そして水だけを使わなければならないと決められていました。欧州が統合される頃にその法律はなくなりましたが今でもドイツのビール会社は昔からの製法を守っているようです。

ビールと言ってもいくつかの種類があり、代表的なものはピルスとバイツェンです。上の写真はピルスの代表的なグラスの形、下の写真はバイツェンのグラスです。ピルスは少し苦味があり日本のビールをすこし濃くしたような味。バイツェンは少しフルーティーな味がします。

Photo_47 その他それぞの地方特有のビールもあります。例えば日本人が多いので有名なデュッセルドルフにはアルトと呼ばれる濃い茶色のビールがあります。でも、このアルト、デュッセルドルフでしか飲めません。(本当は瓶入りのアルトがほんの少し各地に出回っていますけど。。)

またケルンにはケルッシュというビールがありますが、これはケルン以外では見かけたことがありません。

ドイツは日本のように東京一極集中ではなく各都市それぞれ特徴を持っていて人口も分散しています。そこに住む人たちはそれぞれの町や村に誇りを持っているようで、それゆえに毎日飲むビールもその土地のものに限るのです。

自分の住む土地を愛し、その土地のビールを愛する。かたくなさすら感じるドイツのビールですが、それだけドイツの人たちはビールを大切にしてきたのだと思います。

南ドイツのハイクオリティライフにビールか欠かせませんね。

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***プライベートな蛇足***

昨日からとても良いお天気になり毎日晴天です。気温も高くとても11月の後半とは思えません。スウェーデンで仕事を終えてドイツに回って来た人が信じられないほど暖かいと言っていました。

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2006年11月15日 (水)

ドイツの遊園地

大人中心のドイツ社会では遊園地も日本とちょっと違います。

遊園地というとまず思い浮かべるのがディズニーランドでしょうか。日本では今だ衰えぬ人気でいつも混み合っているようですね。それと絶叫コースターも各地に競うようにで出来ていますね。いずれも子供から大人まで楽しめるように様々な工夫がされていると思います。

Kirmes ドイツで遊園地というと多くの人はKirmes(キルメス)と呼ばれる移動遊園地を思い浮かべると思います。移動遊園地というという意味は遊園地そのものがドイツ各地(もしかするとヨーロッパ中?)を移動して回っているということで、施設も常設ではなくある時期だけ突如として遊園地が出現し、そして暫くすると跡形もなくなくなってしまうということなのです。

Stuttgartでは街の東寄り、ネッカー川のほとりに広大な空き地があり、そこに年2回キルメスが来ます。4月末から5月の半ばの3週間、Fruehlingdfest(春祭り)が開催され、そして9月末から2週間、Volksfest(庶民のお祭り=秋祭りですね)が開かれます。つまり1年間のうちこの合計5週間ほどしかStuttgartには遊園地がないのです。

移動遊園地といってもものすごく大掛かりで、ジェットコースターはもちろん高い塔から垂直に落ちるものや大きな船のような乗り物がぐるぐる宙返りするものなど絶叫マシーンが一杯です。それと大観覧車もすごいですね。こちらの観覧車は日本と比べると回転するスピードがものすごく早く、一度乗ると5、6回転するまで止まりません。

Kirmes_bear この春と秋のお祭りはキルメスだけでなく会場内に巨大なテントの建物が出来てそこがビアホールになり多くの人たちでにぎわいます。ミュンヘンのオクトーバーフェストが有名ですが、それと同じです。ミュンヘンにもオクトーバーフェストの時にはキルメスが来ますね。

このように年に2回だけしか来ない、絶叫マシンとビールがメイン、と考えてみるとこのお祭りが大人をメインに考えているのが分かると思います。春と秋の楽しみ。それを待つ楽しみ。そんなゆとりある大人のイベントなんだと思います。

それじゃあ子供たちはどうなるの、と思われるでしょうが根本は大人社会なので子供のために何かするとか子供のために何か作るというのはドイツには少ないですね。

Lego_land_1 そんなちょっと可愛そうな子供たちのための遊園地も実はあるのです。この写真はブロックおもちゃで有名なレゴの遊園地、レゴランドです。これは移動式ではなく固定(常設)で、Stuttgartから車で1時間ほど東に走ったところにあります。小さな子供が楽しめるようにいろいろな乗り物やレゴで作られた大きな飾り物などがあるようです。

あるようです、と断定的な言い方をしていないのは実は私は行った事がないからです。正確に言うと門の前まで行ったのですが、入場料が大人一人30ユーロと高かったので入らずに帰ってきました。ちなみに子供は11歳まで26ユーロです。この入場料を考えるとそうしばしば行ける所ではないでしょうね。私が行ったときもちょっと寂しい風が吹いているように見えました。春と秋のキルメスを待てば少なくとも入場料は無料ですから。

ドイツは大人社会だと言いましたが、この遊園地事情を見ても頷けますよね。他の例では「レストランでお食事」、という夜も夫婦だけで出かけて子供たちはお留守番だったりします。実際、レストランに子供の姿ほとんどありません。犬は居るんですけどね(笑)。

だけど決して子供を疎かにしているのではなく大人は大人、子供は子供とはっきり区別しているのだと思います。大人は大人で楽しみ、子供には子供にふさわしい楽しみを与える。そんな「個」を大切にするドイツの人の生き方がキルメスにも垣間見えるような気がします。これも南ドイツのハイクオリティライフの秘密の一つだと思います。

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+++プライベートな蛇足+++

今週はずーとオフィスでお仕事。あちこち飛び回るのも疲れるけど、ずっと座っているのも大変です。PCの画面ばかり見ていて目がしょぼしょぼ。。。

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2006年11月14日 (火)

リサイクルのその訳は

ビンのリサイクルのお話です。

ビールのことを書いたときにドイツではビンに入ったビールが一般的で、普通の人はスーパーでケースでビールを買っているというようなことを書きました。その通りなのですが、ビンで買っているということはそのビンを返さなければならないということでもありますね。

Photo_43 スーパーにはどこでもビンの返却窓口があります。おじさんに持ってきたビンを見せてお金をもらったり、金額を書いたレシートのようなものをもらってレジで精算するときにお金を返してもらったりします。

この写真のスーパーは完全自動化されています。ケースで持ってきた人は下のほうにあるベルトコンベアにケースごと載せ、一本ずつの人は上のほうにある丸い穴に差し入れます。すると機械が自動的に判別して、合計の返却金額が印刷されたレシートが機械の横のほうから出てきます。ためしに日本から持ってきたペットボトルを入れてみましたが、受け付けてもらえず丸い穴から吐き出されてしまいました。

Photo_44 リファンドのお値段ですが、ビール瓶一本で8セントです、約12円。ケースは別料金で3ユーロほどなので450円から500円。ペットボトルだと一本25セント、37円が返ってきます。

スーパーに来るときに4つも5つも空になったビンのケースを持ってきて、それをこの機械に入れてリファンドをしてもらってから買い物に向かう、というのが一般的なパターンですね。

スーパーではなく飲み物だけを売っているお店もあります。酒屋さんというか飲み物やさんですね。そういうところでは配達のサービスもありますがお値段が少し高いですし、アパートの上のほうに住んでいてエレベーターがない場合には配達料も高くなってしまうのです。

ビンのリサイクルといってもすべてのビンをこうしてリファンドしてくれるわけではありません。例えばワインのビンは引き取ってくれないのです。そういうビンやその他のガラス類は街角にあるリサイクルボックスに放り込みます。

Box 街によって形は違いますがどこでも3つのボックスがあり、緑・茶色・透明の3つに区分けされています。時々清掃局から回収に来ますがきっと色別に集め、ガラスを溶かして再利用されるのだと思います。この場合はもちろんリファンドはありませんよ。

このビンのリファンドの仕組み、日本も昔はそうでしたね。酒屋さんがケースに入ったビールを運んでくれていました。それがいつの間にか家庭のビールは缶になってしまったような気がします。ビンのほうが味が良いといってこだわる人も居るみたいですけどね。

ではどうしてドイツではこのリファンドの仕組みが残っているのでしょうか。重たいビールをケースで買って家まで運び、空になったビンを再び持ってこなければならない。こんな面倒くさいことを続けるドイツの人の心理を考えてみました。

まず、伝統を守り新しいことをはじめるのに慎重なドイツの人の性格。おじいさんの代からビールはこうして買っていたのだ、というかたくなさがあるかも知れませんね。

次はビンに入ったビールの方がおいしいから苦労してでもビン入りを買う。これはあるかもしれません。私もそう思います。

環境へ配慮してリサイクルを推進している。そうかもしれませんがそう考えているドイツの人は少ないと思います。

リファンドするとお金が戻ってくるのでなんとなく嬉しい。。。結構これが当たっているような気がします。元々先払いしていたお金ですから儲かることはないのですが、ケースで4つも5つも返却すると10数ユーロ戻ってきますので得した気分になりますよね。この心理がこのリファンドシステムと重い思いをしてでもビンのビールを買い続けるドイツの人の心を繋ぎ止めているのではないでしょうか。

今日はちょっと勝手な想像がかなり入ってしまいましたがこのドイツの人の心理を解き明かすこともハイクオリティライフを理解するのに役立つと思いませんか?

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***プライベートな蛇足***

163さん、お誕生日おめでとう。1114の数字にこだわっていた意味がやっと分かりました。とりあえずおめでとうの気持ちだけ送ります。

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Stuttgartの写真

アルバムを着々と追加してます。

結構時間が掛かるのですが見ていただく方に少しでも南ドイツのハイクオリティライフを感じてもらいたくてせっせとアップしてます。

忘れずに覗きに来てくださいね。

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***プライベートな蛇足***

今夜はメキシカンレストランへ行くそうな。どうしてドイツに来てメキシカンなんだろう?辛いものが苦手な私はご遠慮させていただきました。

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2006年11月13日 (月)

日曜日のお昼

ドイツでは普通のお店は日曜日すべてお休みです。

お休みしないのは駅や空港にあるお店、観光地のおみやげ屋さん、一部のガソリンスタンド、それとレストランぐらいでしょうか。前にも書きましたが閉店法というお店を閉めなければいけないと言う法律があるからです。

日曜日でも開いているお店を見てみると共通点があることに気が付きませんか?そうです、共通のキーワードは旅行ですね。旅行する人にとって必要なものは日曜日でも提供するということなのです。つまり、日曜日に働いてはいけないけど旅行は不自由なくできるようにしているってことでしょうか。

Photo_42 ドイツはキリスト教を基とした価値観が強く現れていて、日曜日に働かない、というのもキリスト教の影響だと思います。それと労働者には教会税と言う税金もかけられています。この税金は信教の自由の立場から支払いを拒否できますが、それにしても法律でキリスト教を保護していると言うことですよね。これだけキリスト教が重要視されているので、国民は日曜日にはみんな教会へ行くかというとそうでもないようです。特に若い人は足が遠のいているような気がします。

さて、その日曜日のお昼。近所にあるイタリアンレストランでのスナップです。熟年のご夫婦とその息子と思しき人が隣のテーブルにいました。ご夫婦はよそ行きの服装ですし息子さんもきちんとした身なりをしていました。きっと午前中は教会に行き、お昼になって一緒にレストランに食事に来たのではないかと想像しました。

2_4 もう一組、こちらは10人以上集まってお食事です。小さな子供も3人ほど居て、家族と言うよりも親族集まってのお食事会という感じでした。きっと親族のうちの誰かに良い事でもあったのでしょう。それをお祝いする集まりのようでした。もしかするとこちらのグループも教会からの帰りかもしれませんね。

こうしてレストランに集まらなくとも日曜日は家族で過ごしたり、友人を家へ招いたり招かれたりすることが多いようです。私もドイツの人のうちに招かれたことが何度かありますが特にすごいご馳走があるわけでもなくちょっとした手作りの料理やクッキーなどでもてなしてくれました。それよりも日曜日の午後を友人と話をしながら過ごすことを楽しむのが大切なんですね。

デパートもショッピングセンターも開いていないけどドイツの人たちは日曜日を静かに、そして有意義に過ごしています。これこそ南ドイツのハイクオリティライフだと思いませんか?

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***プライベートな蛇足***

週末の料理はえび入り野菜炒めでした。何週間も前に買ったキャベツが今だ元気なのには感動しました。それに比べてモヤシくんはすぐに元気がなくなってしまいますね。

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2006年11月12日 (日)

ドイツのビール

ドイツのビールは安いんです。

国民一人当たりビールの年間消費量は150リットルで世界一だそうです。それだけたくさん飲まれているのでお値段もとっても安いんです。

Photo_40 この写真はスーパーのビール売り場。ほとんどのビールが瓶入りで、しかもケースで売られています。山と詰まれたビールケースの上に値段が表示されています。ビールによって少しずつ値段が違いますが、大体一ケース13ユーロほど。

Photo_41 一ケースには500ml瓶が20本入っていますが瓶代のデポジットが含まれているので一瓶あたりだいたい60セントぐらいの値段です。日本円にすると90円弱くらいでしょうか。日本だと500ml入りの缶ビールで280円くらいだったと思うので3分の一以下ですね。

どうしてこんなにたくさん飲まれて、どうして安いのか?ちょっと疑問ですよね。だから考えてみました。

まずはたくさん飲まれるから安い、とは思うけど基本は地ビールなので一社あたりの生産量は日本のビールと比べて多くないはず。普通は大量生産すると量産効果で値段が安くなりますが、ドイツのビールはそうではないようです。

広告宣伝費が違うかもしれませんね。日本はTVコマーシャルなど広告合戦が熾烈ですからビール会社もたくさん広告にお金を使っていることでしょう。だけど一方で価格競争も激しいのでそれほど余計な経費は掛けられないはず。それにドイツのビール会社もあちこち看板を出し広告費を使っているようです。

研究開発費用でしょうか。日本では毎年どころか季節ごとに新しい銘柄のビールが出てきますよね。そして消えていく。ビール会社では次から次へと新しいビールを生み出すために日夜研究開発に力を注いでいるんでしょう。それに比べてドイツでは昔ながらの製法をかたくなに守っているので新製品開発にかける費用は少ないのでしょう。

瓶のリサイクルもコストに関係しますね。日本では缶ビールが一般的になってしまいましたがドイツでは圧倒的に瓶です。買うときに瓶代も含めて買い、瓶を返すとお金が戻ってきます。瓶をリサイクルすることで費用を抑えているのでしょう。だけど、リサイクルのほうがお金がかかるということもありますよね。

消費税も大きく影響すると思います。だけど日本で5%の消費税はドイツでは16%です。ちなみにデンマークやスウェーデンでは25%とヨーロッパの国々の消費税は日本よりもず~と高いんです。ドイツも日本と同じ内税方式ですから販売価格には消費税が含まれています。11%も消費税が高いドイツでビールの価格が3分の一。どうしてでしょうね。

税金といえば酒税もかかります。ドイツでは酒税が安いのかも知れませんね。日本でもビールの税金が高いので発泡酒とか第3のビールとか出てきていますよね。ちなみに日本のビールの酒税を調べてみましたがビール500mlで111円、発泡酒で67円、第3のビールは35円から40円程のようです。だけど、第3のビールですらドイツのビールより高いですね。

どうしてドイツのビールは安いのか?どこに秘密があるのか良く分からないのでインターネットでビールの税金を調べてみました。

http://ec.europa.eu/taxation_customs/resources/documents/taxation/excise_duties/alcoholic_beverages/rates/excise_duties-part_I_alcohol-en.pdf

すると、ドイツのビールの税金はなんと500mlで6円でした。

消費税が16%でも500mlで12円ほど、合わせて18円です。これがドイツでビールが安い秘密なんですね。税金は国の施策、その国の事情や考え方が出ていると思います。ドイツはビールの国、だからビールの税金を高くするわけには行かないのでしょうね。

安くておいしいビールを楽しめる。これこそドイツの人のハイクオリティライフの基本でしょう。

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+++プライベートな蛇足+++

久しぶりに何もない週末、お天気もよくないのでず~とうちでノンビリです。今夜は久しぶりにちゃんとした料理でも作ろうかと思ってますが、何をもってちゃんとしたと言えるか??基準は人によって違うけどとりあえずフライパンを使うとちゃんと作ったって感じかな。

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2006年11月11日 (土)

Stuttgart らしい風景

今日はアルバムを更新しました。

ブログに使った写真などを整理してアルバムに収めましたが、慣れないのでとても時間がかかってしまいました。それでも出来たのは少しだけ。。。

このあともアルバム作成がんばってみようかと思ってます。

時々覗いてくださいね。

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+++プライベートな蛇足+++

昨日からおかしな天気です。土曜日の今日も時々風と雨が音を立てて窓を叩きます。買い物に出ようかどうしようか、そう考えているうちに一日終わりそうです。

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2006年11月10日 (金)

もうクリスマスの準備

11月も始まったばかりだと思ったらもうクリスマスの準備が始まっています。

2_3 と言ってもデパートやスーパーにクリスマス用品を売るコーナーができ始めたということ。これからの季節、どこへ行ってもクリスマス一色になります。

3_2 一番目に付くのはクリスマスツリーの飾りでしょうか。赤や金色を使ったものが多く、その売り場だけ一気にクリスマス気分が盛り上がります。それとロウソクも欠かせないもののようですね。

Photo_39 あとはチョコレート。いつも売っているチョコもこの季節だけはクリスマスパッケージになるものもあります。チョコの中で一番多いのはサンタクロースの形をしたチョコでしょう。

中は中空になっていますがサンタクロースの形をしたチョコがサンタの衣装を印刷した銀紙で包装されています。大小さまざまなものがあり、どこに行っても売っています。

4 日が暮れるのも早くなり、長く暗い冬が始まるとそれに抗うようにクリスマスの気分で街が盛り上がるような気がします。お店の中も街の中も小さな電気で飾られて、きらきらと輝くような美しい景色に模様替えです。

まだまだクリスマス用品を買い求める人は少ないようですが、買い物客もその雰囲気だけは楽しんでいるようでした。これからますます寒くなってきますが、クリスマスが寒い冬を暖めてくれる大きな楽しみなのでしょう。

今年はどんなツリーにしようか、あの人には何をプレゼントしようか、そんなことを考えるのも楽しみなんだと思います。

寒い冬もハイクオリティな暮らしができる。クリスマスにはそんな意味もあるように思えます。

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***プライベートな蛇足***

ブログ村に登録してから訪問者数が急に増えました。多くの方に読んで頂いていると思うと少し恥ずかしくもあり有難くもあります。そしてもっとがんばって書かねば、という気持ちになります。この欄のすぐ上にあるブログ村のバナーをどれか一つクリックしていただけるとブログ村の中でこのブログのランキングが上がるので、更にがんばれるかも。。。よろしくお願いします。

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2006年11月 9日 (木)

南ドイツの車、AUDI

車シリーズ第2弾はAUDIです。

日本でも人気が出てきているAUDIですが、ドイツでも走っている車の数が増えて来ているのを実感として感じます。

Audi1 AUDIの本社はIngolstadt(インゴルシュタット)という町にあります。ミュンヘンから車で1時間ほど北へ走ったところです。ドナウ川に面した歴史ある町で、古い建物や教会も多く残っていてとても雰囲気のよいところです。

AUDI社はこの町の郊外にありますが、本社機能も技術部門も工場も同じところに集中しているのでAUDI全体では一つの町ができているのではないかと思えるほど広大な敷地を占めています。

Audi_tree このAUDI社、1932年にAUDI、DKW、Horch、Wandererという4つの会社が合併したことが今のAUDI社の基礎となったそうです。ロゴマークの4つの輪もこのとき合併した4つの会社を現しているとのこと。

その後、戦争によりドイツは東西に分断されてしまいましたが、工場もドイツ内各所に分散していたAUDIは西側の会社として再スタート、1969年にはNSUという会社とも合併しています。一時期経営危機を迎えましたがVolks Wagenグループに入ることで見事に立ち直っています。

AUDIの車の印象は、最近までBMWでもないBenzでもない中途半端なイメージもありましたが、最近のAUDIは独自の存在感が出てきましたね。特にフロントグリルの大胆なデザインを採用してからは人まねではないしっかりとしたアイデンティティーを持ったように感じます。

Audi2 AUDI本社の一画にミュージアムがあります。規模はBenz博物館にはとてもかないませんが、こじんまりとしていて、強く主張せず落ち着いた雰囲気になっている点は好感が持てました。平日の午後に訪問したので人が少なかったせいもあるかもしれません。

Audi3 ミュージアムの中には4社合併前の古い車から新しい車まで実車が展示してあり、時代背景が説明されています。円形の建物を上から螺旋状に下りていきながら次代順に展示してある車を見て歩くとAUDIの歴史が分かるようになっています。

展示してある4社合併前の古い車では、これはどこの会社の車だろうと考えなければならないこともあり一貫性という面ではAUDIの歴史は分かりにくいところがあります。恐らく企業文化という面でもなかなか一つのものを築き得なかったのではないかと想像します。そういうこともあり、発売される車にもどこか中途半端なあいまいさが感じられていましたね。それが最近は独自のアイデンティティーを確立したかのような力強い車が出てきます。きっと会社の中もうまく回っているのだと思います。

AUDIの方に技術部門の評価センターを案内してもらいました。見せていただいたのは電装品関連の機器を評価するところでしたがエンジンコントロールからエアコンやオーディオ、ナビなど多くの機器がバスと呼ばれるコントロールケーブルで結ばれています。最近の車は電子化が進みソフトウェアが無ければ走りません。この評価センターではそういった機器間の機能が正しく動くかどうか評価しているそうです。

説明していただいた中で、企画から開発、評価、生産、アフターフォローまですべての関係するエンジニアが、いざ問題が起きたときにはすぐにここへ集まって対応が取れるようになっているという話がありましたが、それこそが今のAUDIのアイデンティティーを生み、自分たちの車に自信を持ち、そして力強い車を生み出すことができる会社に変わってきた秘密なのかなと思いました。

ハイクオリティな暮らしにハイクオリティな車は欠かせません。AUDIも南ドイツのハイクオリティの一つですね。

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***プライベートな蛇足***

家の中が寒くて我慢できず、ついに暖房を入れました。冬が来たことを自ら認めてしまうようで先延ばししていたのですがついに降参です。ちょっと悲しい気持ちでお湯暖房の栓をひねりました。

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2006年11月 8日 (水)

ルートビッヒ2世とお城

バイエルン王国第4代の王様、ルートビッヒ2世は3つのお城を世に残しました。

Ludwigii 第3代国王の父マキシミリアン2世の突然の死により18歳の若さで王位についたルートビッヒ2世は王としての役目を果たすべく努力したようですが、プロイセンとの戦争での敗北などにより次第に公務から遠ざかるようになったようです。王国の首都はミュンヘンですので公務は今のレジデンツと呼ばれる市内の宮殿で行われていました。

Photo_37 幼少のころは父の城、ホーエンシュバンガウ城で暮らし、南ドイツの自然の中で育ったルートビッヒ2世はミュンヘンから離れ、そこに自分の理想の王国を作ろうと夢見たようです。

Photo_38 はじめに手がけたのはノイシュバンシュタイン城、有名なお城です。写真は正面の門を入ったところから更にもう一段高いところにあるメインエントランスです。建築が始まったのは1869年、日本で言うと明治時代が始まった頃です。ドイツ古来の様式にかなった騎士のための城を作りたかったそうです。

Linderhof 次に建築が始まったのはリンダーホフ城です。こちらは人里離れた山の中にあり、こじんまりとした建物と考え合わせると別荘のようなお城だったのでしょう。建築が始まったのはノイシュバンシュタイン城の翌年、1870年です。小さな建物ではありますが、庭が広く、裏山には人口の洞窟まで作り、その中の池に貝を形どった船を浮かべ、ワーグナーの歌劇タンホイザーの場面を再現していたようです。照明もその当時の最新技術であった電気仕掛けです。

Herrenchiemsee 最後の城がヘレンキムゼー城です。キムゼーという湖に浮かぶ島に建てられたお城はフランスのベルサイユ宮殿を模し、しかしベルサイユよりも長く広い鏡の間を持っています。ここにはしばらく行っていないので写真はパンフレットを写したものです。すみません。。。。

ルートビッヒ2世はフランスブルボン王朝の太陽王ルイ14世を崇拝しており、城内にはルイ14世の肖像画や太陽王を表す日輪の造形が随所に見られます。

こうして3つのお城を建てたルートビッヒ2世ですが、それぞれの城にはほとんど住むことなく1886年にシュタルンベルク湖で謎の死を遂げてしまいました。

現実逃避の夢想家、お城の建築に莫大なお金を使った浪費家などと言われましたが、このお城を作ったルートビッヒ2世の夢はやはり普通の人には持ち得ないほどスケールの大きなものだったんだと思います。

一番上の王の写真は20歳のときの肖像画だそうです。若き王の凛々しい姿と希望と理想を秘めたハンサムな顔つきからは夢想家だとか浪費家だとかという悪いイメージは感じられませんね。恐らく領民からも慕われた王様だったのではないでしょうか?地元の人はルートビッヒ2世のことを「キーニ」と愛称で呼ぶそうです。「キーニ」とは王を意味するドイツ語のケーニッヒを短くした言葉だと思います。

「キーニ」と呼ばれた王は南ドイツの自然の中で暮らすうちに純粋な心を持ち、憧れと理想に忠実に生きようとしたのでしょう。都会のミュンヘンでは感ずることのできない王として、人としての純粋なものを南ドイツの自然の中で見つけ、それを具現化しようとした結果がこの3つのお城になったのではないかと思っています。

夢を追いかけてお城を作るなんて今の時代ではとても叶わぬことですが、南ドイツの森の中に入ると純粋な心が蘇るように感ずることがあります。それは精神的な豊かさにつながるものでしょうし、それがハイクオリティライフの源になると思っています。

ルートビッヒ2世は、もしかすると王としての究極のハイクオリティライフを求めていたのかもしれませんね。

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2006年11月 6日 (月)

ガラス張りがお好き

ドイツにはガラス張りのビルが多いのです。

Photo_36 この写真のビルは30階建てぐらいの高層ビルですが全面ガラス張りです。遠くから見ると反射して中は見えませんが、近くから見ればうっすらと中が見えます。このビルの場合、エレベーターが外に作られていますが上下に動くエレベーターは下から見ても丸見えです。

とても近代的なイメージのビルですが、何故ガラス張りなんでしょうね?

2_1 高層ビルだけでなく町の中心部のショッピングセンターでも建物の全面をガラス張りにしているところが多く見受けられます。この写真ではガラスの内側がショーウインドウのように完全に素通しで中が見えるようになっています。

3_1 こちらの写真は電車の駅です。大きなホールの屋根全体がガラス張りです。ちょっと圧倒されるほどの大きな天井ですね。このように空港などの公共施設は新しいものはほとんどと言って良いほどガラス張りなんです。

何ででしょうね?

その答えを考えるとドイツの人たちの暮らしへの考え方が分かるような気がするのです。

まず、ガラス張りなので外の光をたくさん取り込むことが出来ること。長く暗い冬を過ごすドイツの暮らしを思えば、太陽の光を少しでも多く取り入れたくなるのも分かりますよね。まさに太陽の恵みを受けるためのガラス張りなのかもしれません。

二つ目の答えはエコロジーです。ガラス張りにすることでエネルギーを節約できるのではないでしょうか?日本と違って夏場も冷房がほとんど要らないドイツでは外光を取り入れることで照明の電気代と、そして冬場には暖房代も節約できるのではないでしょうか?

三つ目はデザイン的な面でのドイツモダンです。保守的で古いものを守り続けてきたドイツの人たちですが、国際化は時代の流れであり、どの世代においても新しいものを求める気持ちは強くあるように感じます。そしてバウハウスに代表されるようにデザインに関してドイツは古くから独自のものを持っています。それが現代ではガラスのビルに現れているのではないでしょうか?

そして最後はドイツのちょっぴりダサいカッコ良さです。ドイツでは女性は大切にされるものの男性社会と思えるところが多くあります。その男性の美学としてのカッコ良さというものが存在するように思えます。運転のうまさとか、会話の豊富さや面白さとか、物知りであることとか、そういった表面的でない男の美学があるように思うのですが、ガラスの建築物もそのドイツのカッコ良さに通じるものがあるように感じます。

本当のところは良く分かりませんが、ひとつはっきりと言えるのはドイツは地震がないからガラス張りの建物もたくさん建てられるのでしょうね。恐らく建築費は安くはならないと思いますが、それでもガラス張りの建物は増え続けています。

ガラス張りの建物を見るたびにドイツの人の物に対するこだわりの強さを感じます。そのこだわりはきっとハイクオリティな生活を求める心から発しているのだと思います。

自然を愛し、古いものを大切にすることだけがハイクオリティライフではなく、新しいものにもこだわりを持ち、しかもそれが一貫した考え方に裏打ちされている。そんな心を理解すると南ドイツでのハイクオリティライフもより充実したものになるかもしれませんよ。

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2006年11月 5日 (日)

南ドイツの車、BMW

ドイツを語るに車のことは外せませんね。そのシリーズ1回目、今日はBMW。

Bmw3 まずはこの写真、私の元愛車。トラックみたいな車でしたが一目でBMWと分かるフロントのデザインですね。通称ブタっ鼻、と呼ばれるグリルがアイデンティティです。それと白と青の丸いマークが品質と性能を誇っているように見えます。

ちなみにこのマーク、昔飛行機のエンジンを作っていたからプロペラをイメージして作られたと言われていますが、丸いのでどの向きが正しい位置なのか分からなくなってしまうかも知れませんね。そのときは、左上がBlue(青)-真上がMiddle-右上がWhite(白)、これを略すとBMWだそうです。冗談のようですが、間違っているわけではないのでこうやって覚えるのもいいでしょう。

Bmw1 さてこのBMW社はミュンヘンに本社があります。町の北に位置し、オリンピック公園のすぐ近くに通称「4シリンダービル」と呼ばれる本社ビルがあります。エンジンのシリンダーのような丸いビルを4つ合わせたような形をしています。BMWのエンジンといえば直列6気筒を思い浮かべますが、直6ビルでは形にならなかったのでしょうね。。。。

この本社ビル、現在改装中で近くでは新しい建物の工事が始まっています。BMW博物館もそこに移るような話を聴きました。売り上げも好調で会社の元気を感じます。

Bmw2 もうひとつの写真は、本社ビルから少し離れたところにあるBMWの技術センターです。通称FIZ(フィッツ)、先行開発と技術革新センターという意味のドイツ語の頭文字です。

技術のBMWに相応しい大きな建物で、中では多くのエンジニアの人たちが新しい車作りに没頭していることでしょう。BMWといえば車としての性能もすばらしいものがありますが、新しい技術へ常に挑戦している会社というイメージがありますね。毎年毎年進化していくBMWの車には技術者たちの魂が詰まっているんでしょう。

このFIZの近くでは発表前の新型車が覆面をして走っている姿を良く見かけます。試作車を実際に走行させていろいろな試験をしているのでしょうね。そんな車を見かけても街の人たちは特に驚く風もなく写真を撮る人もいません。きっとミュンヘンの人たちは自分たちの街の自動車メーカーだという意識があって、覆面車両も特別なものを見るという気持ちはなく日常的な光景なのかもしれませんね。

そんなBMWがアウトバーンを200Kmを超えるスピードで走り去る姿を見るとスマートさと力強さでバイエルンの狼と呼ばれる由縁が分かるような気がします。BMWに乗って「駆け抜ける喜びを」感じるのも南ドイツのハイクオリティライフかもしれません。

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2006年11月 4日 (土)

リサイクルもちょっと違う

ドイツと言えばリサイクル先進国です。でも環境保護に対する考え方や行動にもちょっと日本とは違うところも感じられます。

今日は燃えないごみの日でした。朝、アパートの前にゴミを出してきたのでまずはその写真から。

Gelbe1 この袋は「Gelbe Sack」と言われる燃えないゴミ専用の袋です。通称「ゲルベ」、日本語にすると黄色い袋という意味です。私の住む地域では3週間ごとに回収に来てくれるので、その日はアパートの前にこの袋がたくさん並びます。

燃えないゴミと言いましたが正確に言うとリサイクルマークの付いた商品だけを入れることができるのです。裏を返すとリサイクルマークの付いた商品であれば何でも入れてゴミとして出して良いと言えます。

Photo_35 リサイクルマークはこの写真のように二つの矢印を組み合わせてうまくリサイクルというイメージを表していると思います。このマークがドイツで売っている多くの商品についていますが材質はプラスチック、ビニール、金属、紙とありとあらゆるもがあります。

初めのうちはひとつの袋の中にさまざまな物を入れることに抵抗がありました。紙パックと缶とビニールを一緒に入れてしまうことに違和感を感じるからです。日本でも昨今は分別収集が進んでいますが、それと比較するとドイツのゲルベは分別収集という感じではありませんね。リサイクルできるものはすべて一緒にまとめる、という感じでしょうか。

実は集められたものは分別場にて材質ごとに区分けされているらしいのです。見たことは無いのですが、きっと広いところに集められて機械にかけられ、そして最後はどうしても人の手作業になっているのではないかと想像できます。それならば家庭から出すときに分別すれば良いと思うのですけどね。

しかしこの分別作業、実は各メーカーが費用負担しているんです。リサイクルマークを付けることにより、そのメーカーは数量に応じてお金を出していて、分別場はそのお金で運営されているそうです。しっかり仕組みを作っておいて普通に暮らす人には細かく分別するなどの負担をかけない。なんだかそこにドイツ社会のひとつの典型を見るような気がします。

とはいえ、企業も一般の人もリサイクルできるものは何でもリサイクルに回そうという考え方は環境に対するドイツの人たちの気持ちを表しているようにも思えます。ハイクオリティな暮らしをおくるためには環境を大切にしなければならないという自然な気持ちがそこにはあるのだと思っています。

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2006年11月 3日 (金)

ドイツはもう冬

今朝の気温は1度でした。うっすらと霜が降りて、もう冬なんですね。

ドイツでは今週から冬時間になりましたが、それに合わせるように急に寒くなってきました。そういえばもう11月ですものね。。。(暗)

朝晩は家の中に居ても肌寒さを感じます。そろそろ暖房を入れる時期が来たのかもしれません。そこで、今日はドイツの暖房のお話。

Photo_34 ドイツのほとんどの家では温水暖房機を使っています。これは写真のような放熱板のようなスタイルをしていて中に熱いお湯の通るパイプがたくさん通っています。お湯で温めるので表面はそれほど熱くはならず手で触れるほど、すぐには温まらないのですがこれが実にいい感じで部屋中を暖めてくれます。

ドイツの家は気密性が高いので、一度温まるとあとは低い温度で設定しておけばいつでも快適です。各部屋とトイレやお風呂にもこの暖房機があり、家の中はどこでも温度が均一に保たれます。だから家の中に居るときは薄着でいて、外に出るときには厚いコートを羽織ればOK、というスタイルになります。余談ですけど、ドイツで暮らしていて厚手のセーターを着ることがなくなりました。

さて、暖房機の話ですがひとつ不思議なことがあるんです。お湯の使用量を示すメーターが各暖房機についています。

2 温度計のように見えますが、暖房を使うほどに細長いガラスの棒の中の液体が減って行きます。そして年に一度、その減り具合を検針に来てその目盛りに合わせてお湯代が請求される仕組みになっています。

写真でガラスの棒が2本見えるのは、右側が去年の結果で、左側が今年の使用状況を示しています。こんな簡単なメーターで良くお湯の使用量が分かるもんだといつも不思議に思っています。

この暖房機のお湯ですが水道と同じように市が各家庭に送り届けてくれます。そのために町の近くに大きなお湯工場があるんです。そのお湯は暖房だけでなく、お風呂にも台所のお湯にも使われています。だからいつでも蛇口をひねるとお湯が出るんです。これは本当にハイクオリティライフですね。

寒いドイツの冬を快適に暮らすためのドイツの人の知恵。外は凍えるように寒くとも家の中はどこでも快適な温度に保たれような社会システムを構築したんですね。本当に暮らしを大切に考えているのだと思います。

寒い冬でも南ドイツにはハイクオリティな暮らしがあるんです。

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2006年11月 1日 (水)

ドイツのコンビニは、

ガソリンスタンドです。

ドイツには閉店法というお店を閉めなければいけないという法律があって、普通のお店は平日土曜は夜8時まで、日曜日は完全にお休みしなければなりません。10年位前までは土曜日は午後2時までと決められていましたので、土曜日は早起きして買い物に駆け回らなければならない忙しい日でした。

土曜日の買い物は余裕が出来ましたが、それでも日本の24時間オープンのコンビニを思うと不自由な気がしてしまいますね。

Gs4 そんな不便さを解消してくれるのがガソリンスタンドなんです。ガソリンスタンドはこの閉店法の対象から外れているので夜10時までやっていたり、中には24時間やっているところもあります。

そのガソリンスタンドですが、ガソリンだけを売っているのではあまり有り難くないのですが、店内は正にドイツのコンビニといえる程いろいろなものを売っています。

Gs2 お菓子や飲み物は当たり前ですが、牛乳、卵、チーズにハムにソーセージなどなど必要最低限のものは置いてあります。もちろん主食のパンも売っていて、最近ではオーブンを備えていて焼きたてのパンを売るところも増えてきています。

中にはワインなどのお酒類を置いているところもあり、これでガソリンスタンド?まさかドライバーにお酒を売るんじゃないだろうな、と首を傾げたくなってしまうようなスタンドもあります。Gs3

この写真は高速道路のサービスエリアのガソリンスタンドですが、飲み物コーナーにしっかりとビールが並んでいます。ドイツにビールは必需品とは言え運転中には飲まないようにお願いしたいものです。

このガソリンスタンドが閉店法に触れないのは、旅行用品を売ることは時間外でも禁じられていないからで、それを根拠にガソリンスタンドは営業時間が長く、しかも日曜日でも営業できて、いろいろなものを売ることが出来るのです。

この閉店法ですが、次第に開店できる時間は長くなってきていますが、今ドイツでは普通のお店も日曜日に営業できる方向で法律を変更することが議論されているようです。最終的にどう判断するかは各州に任されるようで、いくつかの州では近いうちに日曜日でも営業するお店が出てきそうです。

しかし、多少不便はあっても日曜日くらい買い物もすることなく静かに暮らしたいというのが多くのドイツ人の考えることかもしれません。それがハイクオリティな暮らしなんです。お店が開いていなくとも、もしものときはガソリンスタンドがある、それで十分なのです。

南ドイツのハイクオリティライフを陰で支えているのはもしかするとガソリンスタンドなのかもしれませんね。

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